Amazfit GTS 3レビュー スクエアタイプの大人スマートウォッチ GTR 3 Proとの比較

Amazfit GTS 3レビュー スクエアタイプの大人スマートウォッチ GTR 3 Proとの比較

Amazfit GTS 3 レビュー

今回はAmazfit GTS3を入手したのでレビューしたいと思います。先にGTR 3 Proをレビューしていますが、Amazfitでは丸型のGTR、四角形のGTSというラインナップを続けています。今回からGTSシリーズにPro版は無く若干プロダクトの整理が行われました。

今回はGTS 3 と GTR 3 Proとの違いにも注目してレビューしていきます。

提供:Amazfit Japan

Amazfit GTS 3 (Amazon公式ストア)

Amazfit 公式ストア

Amazfit GTS 3とGTR 3 Proとの違い

Amazfit GTS 3とGTR 3 Proとの違い

先に兄弟機であるGTR 3 Pro との違いをざっと比較したいと思います。これまでのAmazfitシリーズでは四角型か丸形かの違いしかなかったんですが
3シリーズより、GTR 3 Proが最上位という位置づけになり、GTS 3は一部機能をオミットしたカタチでリリースされました。

GTS 3でオミットされた機能

  • 音楽再生機能(スピーカー)
  • 通話機能
  • 皮膚温度測定

音楽再生と通話機能・皮膚温度測定に関してはあまり需要が高い機能では無いと思います。これらを除く事で若干価格が手頃になっているのが特徴です。
その他細かい差異はありますが、基本的なヘルスケア機能など大きな部分での差はあまりありません。前作で言うところのeシリーズに近いですね。

価格が一番手頃なGTS 3 シリーズ

価格が一番手頃なGTS 3 シリーズ

価格に関しても、今回は松竹梅形式で差があります。その中で、GTS 3は一番手頃な価格になっており、唯一3万円を切る価格設定になっています。

Amazfit GTS 328,800円
Amazfit GTR 3 (無印)34,800円
Amazfti GTR 3 Pro39,800円

Amazfit GTS 3 デザインチェック

Amazfit GTS 3 デザインチェック

まずはデザインを見ていきましょう。最新のZeppOSに対応した事によりGTS 3シリーズでもリューズによる回転操作に対応しています。
その操作性を優先するためか、前作では「カーブドデザイン」と銘打っていたリューズガードな意匠が若干マイルドになりました。

リューズガード

これまでのGTSシリーズ同様にアルミニウム使ったケースは非常に軽量で、シンプルなデザインです。今回提供してもらったのはアイボリーホワイトカラーで
ケースがゴールドになります。色味はどちらかというとピンクゴールドに近いカラーで、ベルトのアイボリーカラーもあってかなり「女性的」な印象を受けるスマートウォッチです。もちろん男性が付けても、品のある印象です。今回のAmazfit3シリーズはよりスマートさや大人っぽい印象にデザインを寄せてきましたね。

有機ELディスプレイ

前作シリーズより、ディスプレイの丸みは若干抑えられており、2.5ガラスになっています。前作よりも若干縦に長く、スピーカーがない分薄いので
平べったい印象が強いですね。これまでのAmazfit GTSシリーズよりもちょっと大きく感じました。

ベルトも通常のシリコンバンドですが、細かい溝のようなデザインパターンが入っています。つるつる系のシリコンで、GTR 3 Proのフルオロエラストマーバンドと比較するとちょっと見劣りはしますね。裏側はボコボコとした形状になっており蒸れない工夫が。ただ、このボコボコのせいでちょっと着脱がしづらい…。

ちなみに私はレザーバンドやブラック系のバンドに変更して使っています。レザーバンドであればより上品な印象になりますし、ブラック系のベルトに変えてもより大人っぽい雰囲気になると思います。

Amazfit GTS 3は高輝度1000の高精細ディスプレイ採用

今回のAmazfit3シリーズの地味に大きな進化点として、ディスプレイの輝度が最大1000nitまで上がった事による屋外での視認性の高さです。
おおよそですが最新のスマートフォンが1000~1300nitぐらいなんで、スマートウォッチとしてはかなり高輝度だと言えます。

1000nitの輝度で外でも見やすい

実際に屋外での視認性がこちら。無加工で、見たままの印象に非常に近いと思います。真っ昼間の屋外でこれだけクッキリと表示ができている事が
かなり進化を感じますね。

Amazfit GTS 3は約100種類のウォッチフェイスを選択可能

ウォッチフェイス

Amazfitといえば高品質なウォッチフェイスも注目したいポイントですね。今回のGTS 3においては約110種類のウォッチフェイスがダウンロード可能です。
Proシリーズが150種類以上だったんで、ちょっと数では負けてしまっていますが、いくつか気になったものをピックアップしました。

アニメーションウォッチフェイス

 

Amazfit 3シリーズではアニメーションウォッチフェイスにも対応しました。GTR3/Pro/GTS3とそれぞれ異なったオリジナルのアニメーションフェイスが収録されています。GTSシリーズはどちらかというとポップな印象のものが多いんですよね。せっかく本体が上品な印象にアップデートしているのでもう少しクラシック系デザインがほしかったかな?という印象です。

純正AODがカッコいい

AOD機能ももちろん対応しています。ウォッチフェイス毎に特定のAODが設定されていますが、私が注目したのは純正の固定AOD。デザイン性が高く、普通のウォッチフェイスとして使っても違和感が無いぐらいデザインが整っていますね。固定AODは5つしかありませんが、個人的にはとても気に入っています。

GTS 3 と GTR 3 Proの動作感の違い比較 タッチ感度がやや劣るか

GTS 3 と GTR 3 Proの違いについて、一部機能がオミットされているだけだと思いましたが、実際に触ってみると動作感にも若干差がありますね。
GTR 3 Proのほうが操作性は反応が優れていると感じました。ハード的な構成にも差があるのかもしれませんね。

GTR 3 Proはメニュータッチ後に、フォーカスのアニメーションが入るのに対して、GTS 3 はそれがありません。とても細かい部分なんですが操作のフィードバックが視覚的に入るだけでもUXには結構差が出ます。

GTS 3 のタッチ操作では「戻る」操作がなんかやり辛いなと感じます。左スワイプで戻ろうとして失敗する事が多いです。GTR 3 Proと比べてその頻度が高いように感じます。

Amazfit GTS 3と GTR 3 Proとで大きな機能差は無し

ヘルスケア機能

ヘルスケア機能については「皮膚温度測定」機能が無い事を除き、大きな差は正直ありません。心拍・睡眠・ストレス・SpO2は自動測定が可能です。

睡眠トラッカー

各メーカー今期のスマートウォッチは睡眠データに+アルファを行う傾向がありますね。Oppo Watchのイビキ解析などユニークな機能だと思います。
Amazfitの提供する「呼吸困難グラフ」は今の所もっとも睡眠のデータとして濃い情報を提供してくれていると思います。

スマートウォッチの睡眠トラッカーとして一番欲しいのはこの機能だと私は思います。

ワークアウト

ワークアウトについても約150種類のワークアウトが選択可能です。今回気がついたんですが「eスポーツ」なる種目が追加されていますね。
私はFPSゲームを好んでプレイするので実際に着用しプレイした結果です。バトロワ系のゲームなどでラストワンの攻防などは思った以上に心拍数が上がりますね。

思ったよりゲーム中は心拍数の上下が激しいんですね…

音声アシスト Alexa

音声アシストのAlexaももちろん対応しています。

追加アプリ MiniAppストアについて 未だに寂しいアプリストア

今回のZeppOSでの最大の目玉は、独自のフレームワークによるアプリエコシステムの展開でしょう。ただ、シリーズが発売されてから数ヶ月ほど立ちますが未だにサード製のアプリケーション配信は行われていませんね。公式のロンチ時にGoProのアプリも追加になると宣伝されていましたが未だアプリストアには並んでいません。

ウォッチフェイスを自作する環境も展開されるという事でしたが、この辺も未だに動きが無く、今のところAmazfitのエコシステムについてはまだまだ始まっていないというのが正直な感想です。この辺はAmazfit主導でコミュニティを盛り上げていってほしいところです。

Amazfit GTS 3 と GTR 3 ProのGPS精度について

過去のGTS/GTRシリーズでは、何故かGTSシリーズのほうがGPS精度が良いというオキマリ?がありましたが、今回はどうでしょうか?
実際に同じルートを通ってみた結果です。

正直、今回はあまり大きな差は無いように感じますね。Amazfit GTS 3のGPS精度が良いというより、Amazfit GTR 3 Proのほうが良くなったという評価ですね。
ただ、他メーカーのモノと比較すると若干GPS精度は劣るように感じます。

天気等もあるかもしれませんが、GTS 3 は折返し地点付近で通っていないルートがガチャガチャとしています。おそらく建物内に入った際の信号をロストした際に起きたと思われます。

今回のAmazfit GTS 3 / GTR 3シリーズ双方でGPS精度はそこそこレベルです…

Amazfit GTS 3のバッテリー持ち検証

Amazfit GTS 3は250mAhのバッテリーを搭載し、公称値としては約12日間の持続性を謳っています。12日の持続条件として公式に記載があり以下の通り

12日間の使用条件(Amazfit公式より)
・バッテリー持続時間:最大12日間/
・心拍数モニタリング:有効(10分ごとのデータ測定)
・睡眠モニタリング:有効
・音声アシスタント:無効
・手首を持ち上げての画面点灯回数:100回/日
・メッセージ受信による画面点灯回数:200件/日
・週に3回各30分の運動
・GPSをONにして30分のランニング
・血中酸素レベル測定:5回/日
・その他の操作:5分/日

色々書かれていますが、ストレスチェックなどの機能がOFFになっていたりと12日間の使用を行うにはそこそこ機能を絞る必要があるようですね。

フル機能で1日過ごしてみた結果

実際に機能をすべてONにした状態で、睡眠ログ含めて1日じっくりつかってみた結果です。

  • 心拍数 10分に1回計測
  • 睡眠ログ/呼吸ログ ON
  • ストレスチェック ON
  • SpO2自動測定 ON
  • ウォーキング 15分 1回

上記のような使用環境で前日23時~翌日23時の24時間で100%→78%まで消費しました。思ったよりも消費が高いですね。この条件だと大体4日程度しか持続しなそうです。

機能を絞って過ごした結果

お次は機能をある程度絞った状態で使用した結果です。GTR 3 Proでも思ったんですが、今回ストレスチェックの消費が大きいと感じていました。なので睡眠とストレスをOFFにした状態で使いました。

  • 心拍数 10分に1回計測
  • 睡眠ログ OFF
  • ストレスチェック OFF
  • SpO2自動測定 ON

結果としては24時間で100%→90%まで消費しました。この条件だとおおよそ10日ぐらいでしょうか?

まとめ Amazfit GTS 3 は機能面だけ見れば一番お得か

今回GTS 3 とGTR 3 Proで比較をしましたが、実際に使ってみての感想としては機能面での差は本当にほとんどありません。通話と音楽再生機能の有無に価値を見いだせられなければ本当に差は無いと言っていいと思います。ZeppOSの機能性に惹かれている方であれば最安で変えるAmazfit GTS 3がもっともコスパが良いと言えます。一方で、デザインや質感に関しては言えば値段なりの差は正直感じます。シリーズ自体が軽量でスマートな事を推しているため、価格とのギャップは感じざる終えません。

とは言えこういった評価点に関してはAmazfitの高い機能性がベースにあった上での評価で、プロダクト自体はスマートウォッチトップクラスの性能である事は代わりありません。

Amazfit GTS 3 (Amazon公式ストア)

Amazfit 公式ストア

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