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スマホ・タブレット

Honor Magic 5 Pro レビュー これは傑作機 GMS / Volte OK 帰ってきたHuaweiだ!

名誉マジック 5 プロ

今回はHonor Magic 5 Proを入手したのでレビューします。Honorといえば、Huaweiのサブブランドで一時期は日本でも展開をしていました。

Huaweiの制裁が起きた後は、独立したブランドという道を進みながら進化を続けました。

名誉マジック 5 プロ

ポイント

今回入手したHonor Magic 5 Proグローバル版はほぼ中身は全盛期のHuaweiながら、これまで非対応だったVolte通話にも対応しバンド構成も日本にもバッチリで、GMSをしっかりと搭載するなど、Mate20 Pro / P30 Proで止まってしまったHuaweiの系譜と言ってもいいでしょう。

今回のHonor Magic 5 ProはHuawei難民歓喜とも言える内容で、元Huaweiスマホの大ファンの目線から見ても納得のスマートフォンです。

このまま日本市場に持ってきちゃえば、Honorが市場をかっさらえるのでは?と思うぐらいのクオリティで久々に興奮するレベルのプロダクトでした。

今回はHonor Magic 5 Proをしばらく使った感想を元Huawei信者の目線からこってりとご紹介していきます。

Honor Magic 5 Pro (Aliexpress)

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Honor 公式サイト

動画レビューも合わせてどうぞ!

Honor Magic 5 Pro スペックアウトライン

Honor Magic 5 Pro スペックアウトライン

まずはHonor Magic 5 Proのスペックを見ていきましょう。今世代のハイエンド端末にまったく引けを取らない内容で、フラッグシップモデルと言えます。

SoCは今世代最高のSnapDragon 8 Gen 2 をしっかり採用しています。Huawei的な視点で見ると、SoCの5G部分の利用に制限をかけられた事でそもそもスナドラやDimensityを使う事が出来ないという状況がありました。今現在においても4Gのみに制限されていたりします。

話が脱線しまくってますが、Honorとして分離独立した事でメインストリームのSoCも使えているわけですね。何かその辺に感無量です。

デザイン

カメラはメイン、超広角、望遠の三眼で全て50MPとなっています。特出しているのは、評価機関Dxomarkにおいて1位を獲得している事です。現在はランキングが入れ替わりましたが、1位になったということは=最高峰のカメラを備えているという事です。また、世界的なモバイルコンテンツのカンファレンス MWC2023において、各メディア媒体のベストプロダクトに選ばれるなど高い評価を得ています。

ディスプレイは6.81インチで、高精細かつ高いピーク輝度を誇り、独自のチップを搭載することで安定した描画を可能としています。バッテリーは5100mAhで66wの充電器が付属します。

デザイン

OSはAndroid13をベースとしたMagicOS7.0で、これは過去のHuaweiのEMUIからフォークした独自UIです。そのため、EMUIに操作感やUIが近く、まさに使い心地は、あの日あの時あのHuaweiとなっています。

個人時にはここが本当にポイントで、高品質なデザインと、考え込まれた無駄の無いUIは最高峰の独自UIだと思います。

また、MagicOSのアップデートによりこれまで潰されていたVolteがしっかりと開放されているのと、バンドが日本のバンドにガッチリと適合し、5G N79にまで対応しています。もうこのままYou日本にきちゃいなよ状態です。

今回私は独自の輸入代理店さまより購入し、おおよそ13万半ばという価格で入手しました。市場の価格も13万以降15万以下という価格が多いようです。

もちろん、価格でプッシュしているわけではないのでそこそこのお値段等となりますが、Huaweiを色濃く引き継ぐいわば、解脱したジェネリックHuaweiとも言えるHonorのフラッグシップモデルを日本で使えるというのがポイントです。

Honor Magic 5 Pro デザインチェック

Honor Magic 5 Pro デザインチェック

デザインを見ていきましょう。全体的にHonorらしく、スマートながら高い品質で高級感を兼ね備えた大人なデザインです。

カメラユニット

まずは何より特徴なのは背面の超大型のカメラユニットです。

カメラユニット

メモ

Eye of Museと名付けられたユニットは 天の川の中心にあるブラックホールの 最初のイメージからインスピレーションを得たこのデザインは、探検の精神を醸し出しており、 非常に刺激的で忘れられないものです。

と公式にあり、意味が良く分かりませんがなんだか意識が凄く高いです。

カメラユニットアップ

冗談はさておき、今回主役の三眼カメラがトライ上に配置されており左右対象で均一なデザインは美しいとしか言いようがないですね。

カメラユニットアップ

また、カメラユニットはゆるやかにカーブしており、有機的な流線型なデザインとなっています。ちなみにここも「ガウディカーブ」なる、デザインらしいんですが良くわかりません。何か全体的にデザインにも説得力をもたせるようなマーケティングがされていますね。

背面ユニットはガラス

背面ユニットはガラスになっており、私の購入したピアノブラックではギラギラとしたツヤと反射でさすがのフラッグシップモデルという印象です。そして指紋も鬼のように目立ちます。

背面全体

大型の端末なんですが、かなり薄く持ちやすいです。重量はそこそこあるはずなんですが、ツルンとしてバランスも良いため軽量薄型と錯覚します。

サイドフレーム

サイドは、ディスプレイがなだらかにカーブしておりフレームは細いです。

サイドフレーム

上下面はフラットになっており、フレームもポリッシュされているので流線型で品の良さを感じますね。その薄さのためかイヤホンジャックは非搭載です。

ディスプレイは6.81インチ

ディスプレイは6.81インチで、かなり大きめです。特徴なのは、画面左上の存在するフロントカメラです。

フロントカメラ

二眼になっており、片方は深度センサーになっています。そのおかげで3Dの顔認証に対応しています。高いセキュリティと、素早い認証が可能です。その代わり画面内の5分の1は専有してしまいますね。通知のデッドゾーンは多いです。

画面指紋

また、指紋認証は画面内に収めています。指紋の位置はやや低め。もう少し上が良かったです。

重量は219gと決して軽いわけでは無いんですが、実際に手にもっと、サイドの薄さとバランス良い配置でかなり収まりが良いです。最近手にした端末の中でも抜群に持ちやすく、とても気に入っています。

デザインは本当に秀逸だと感じますね。特に品の良さは特出しており大人が使うにふさわしいハイエンドという感じです。過去のHuawei Mateシリーズのようなクオリティの高さを感じる事ができ、やはりHonorはHuaweiの系譜なのだなと思います。

高輝度ディスプレイ

高輝度ディスプレイ

6.81インチのディスプレイは解像度 縦2848×横1312と高く、画面占有率は92.33%となっています。大型なサイズですがベゼルもめちゃくちゃ細いのと、4辺がカーブした独特な形状で手に持ったときのしっくり感はとても高いです。

ディスプレイはピーク輝度1800nitにのぼり、非常に高輝度なディスプレイで屋外においても高い視認性です。スーパーダイナミックビビッドディスプレイと歌い、鮮やかな発色をしています。リフレッシュレートは最高120HzでLPTOに対応しているため低描画による運用も可能です。

ディスプレイに関しても間違いなくハイエンドスペックと言えるでしょう。

画面内指紋認証&3D顔認証

指紋認証

生体認証は画面内指紋認証と、3D認証に対応しています。まず、指紋についてはディスプレイのやや下めに配置されています。個人的にはもう数センチ上だったら良かったのになとは感じますが、精度と速度ともに優秀です。

顔認証

また、フロントには深度センサーを備えたデュアルカメラが配されており、これにより非常に精度が高くセキュアな3D顔認証にも対応しています。

この顔認証がとても早く、タップ起動やライズウェイクアップを併用すれば、持ち上げたときにロックはパスしている状態になります。

指紋と顔どちらも優秀なため、ほぼロックを気にする必要がない上に、セキュアさは他よりも良いといういたれりな機能性です。

MagicOS7 中身はEMUIだ!

MagicOS7 中身はEMUI

Honor Magic 5 Proではandroid13をベースにしたMagicOS7を搭載しています。前述した通り、HuaweiのEMUIからフォークしたUIです。Huawei自体は制裁後は独自のOS HarmonyOSを展開しました。もし制裁が無かった世界線があったのならば、このMagicOSがそれだったのかもしれませんね。

MagicOS7

元ファンが、Huaweiのどこが好きだったか?と聞かれたらEMUIをベースとしたそのユーザー体験だったと言う人もいるのではないでしょうか?私はまさにその一人です。

MagicOS7

EMUIについて語りだすとまた脱線してしまうんですが、古くはAndroidをベースとしながら、iOSの良いところも取り入れた先進的なUIでした。日本でもSiMフリー界隈でドンドンシェアを伸ばした時期ですね。一時期はiOSのパクリだなんだと言われた事もありましたが、その後さらに独自の進化を進めました。その結果、昨今のAndroid独自UIにおける基礎のようなものを確立しました。

EMUIの何が素晴らしかったかを上げると

  1. 不要なものは徹底的に外し、必要なものを的確に提供する練られた構成
  2. 本当の意味でシンプルでスマートなUI
  3. 細部までこだわったデザイン性

などが挙げられるでしょう。

自分でも言ってて気持ち悪いぐらいにバンザイな内容ですが、そうなんだから仕方がないんです。

MagicOS7

Huaweiの制裁後、他のメーカーを試しまくるんですがどれもしっくりいかないという期間をはさみます。行き着いた先で、まったく逆ベクトルのSAMSUNG OneUIというものにも出会うわけですが。ベクトルの違う最高峰って感じです。

とにかく、EMUIは本当にハマる一人には抜け出せないくらいに素晴らしいUIだったという事です。そして、今回Honor Magic 5 Proに採用されているMagicOS7は、まさにあの日あの時あのHuaweiと言わんばかりの、本当に求めていたものなんです。キモい事言うともうこれは「再開」です。行きとったんかわれぇーー!という状況です。また、EMUIから時が止まっているわけで無く、しっかりモダンなアップデートもされています。

余談ですが、HarmonyOS用のテーマファイルはちょっとリネームするだけでそのまま流用可能です。EMUIでは優れたデザイン性のテーマが野良に溢れているので、個人的には嬉しいポイントです。

Volte OK / GMS対応 / バンドもバッチリ

時間OK

これまでのHonorではここが塞がれていたため選びづらかったのですが、MagicOS7ではデフォルトでVolteが有効化されています。

また、バンド構成もバッチリで日本の3キャリアに対応しているだけで無く、ドコモのN79にも対応しています。さらに、悲願のGMSにも初期対応で日本で使うための条件が揃っています。正直、このままSIMフリーで日本でも出してくれないかと思ってしまいます。

まだまだ個人輸入というハードルが高いんですが、都会では中古が出回っていたり、輸入バイヤーさんなどからも比較的簡単に手に入るようです。

※今回は私はまめこモバイル様より入手しました。対応も本当に早いのでHuawei難民の方は狙い目だと思います。

Honor Magic 5 Pro (Aliexpress)

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SnapDragon 8 Gen 2 のハイエンドスペック

SoCは最新のSnapDragon 8 Gen 2を採用しています。今世代最高峰のスペックで、発熱も優秀、バッテリー消費も優秀と久々に当たりSoCと言えるでしょう。

SnapDragon 8 Gen 2 のハイエンドスペック

ファーウェイから続くファンとしては、スナドラが使われてる事にも感動をします。いくつかSnapDragon 8 Gen 2採用機を触ってきましたが、スペック面で不満に思った事はありません。

SnapDragon 8 Gen 2 のハイエンドスペック

Antutuは最近Verが上がったため、やや比較がし辛いですが、数値としては130万点という結果になりました。Ver9より30万点ぐらい高く出るようになりましたね。

公式サイトでは、あまりスペックがどうとか、何がどう凄い等はプッシュされていないんですよね。Xiaomi等は技術的な部分の優位性をめちゃくちゃプッシュしてくるんですが、Honorではわりとあっさりと紹介されています。

ココがポイント

実際その中身はゴリゴリのハイエンドです。

今世代最高峰のバッテリー性能

バッテリーは5100mAhを搭載しています。66Wの急速充電器が付属する他、独自の50Wワイヤレスチャージャーにも対応します。バッテリー周りについて、公式では特に大きくアピールはされていませんが、海外の検証では、今世代のAndroidの中でも屈指のバッテリー持ちを発揮したようです。その中では6台のAndroidハイエンドと、iPhone 14 Pro Maxと比較しています。結果として、Androidの中では一番となり、iPhone 14 Pro Maxには僅差で負けるという内容でした。iPhoneのバッテリー持ちに匹敵するAndroidがついに来たかという印象です。

前述した海外検証では、動画再生等のハード利用での検証のため、一般的な使い方においての比較については参考になるかわかりませんが、今世代、Snapdragon 8 Gen2世代は、バッテリー消費も優秀で、各社ハイエンドはそれの恩恵を受けています。その中でもHonorMagic 5 Proは一際バッテリー持ちが優秀といえるでしょう。

今世代最高峰のバッテリー性能

実際に普段使っている体感としては3割ほど消費がゆるく使えています。

公式では強くプッシュされていませんが、ここは明確な強みと言えるでしょう。

 

ゲームプレイ

ゲームプレイについては、他社では原神のフレームレートがどうとかを強くプッシュしますがこちらも公式サイトでは触れられていません。その辺もターゲットが大人なためでしょうか?

実際にプレイした結果としては、余裕で55FPS以降で安定します。SnapDragon 8 Gen 2 世代であればこの辺はド安定といった感じですかね。

ゲーム起動時にはゲームバーが左に追加されます。フレームブーストを行うことで擬似的にフレームレートを上げる事が出来るようです。原神の場合は有効化するとレートが45fpsに固定されます。おそらくですがこれはフレームレート補完が働き90fpsになっているのではないかなと思います。

原神のフレーム補完ができる端末は結構限られているので地味にゲーミングも優れていますね。

ただ、60から90FPSの変化って体感的にはほぼ分かんないんですよね‥。

カメラ性能

カメラ性能を見ていきましょう。カメラはメイン、超広角、ペリスコープ望遠それぞれ50MPとなっています。

メインのカメラは、f値1.6と非常に明るいレンズが使われており、1/1.12型の大型センサーを採用します。残念ながら具体的なセンサー名の公式情報がありませんが、Honor独自のカスタマイズが施されているようです。

その他、超広角は122°のFoVを備え、3.5倍の光学ズーム、最大100倍のデジタルズームに対応したペリスコープ望遠も搭載します。また、Pro版のみ、深度測位カメラを備えた四眼構成です。

まさに今世代のハイエンドスマートフォンと並ぶスペックですが、その実力を作例と見ていきましょう。

日中撮影

日中撮影

まずは明るい日中の撮影です。

まず、第一印象として感じるのは、彩度の補正がめちゃくちゃ強力に入る事でかなりクッキリと派手な調整が入ることです。良くも悪くも派手で、好みは分かれそうな調整ですが個人的にはスマホのカメラでは自動でいい感じに見栄えが良くしてくれるのが一番だと思うので、肯定的に見ています。

日中撮影

最近のカメラのハイエンド端末に関してはわりとあっさりめに仕上げる傾向も多いようで、こういったこってり増々な補正は逆に珍しいかもしれません。

同じ傾向にあるGalaxy S23 Ultraと比較すると、実はHonor Magic 5 Proの方が彩度調整はマイルドですね。

使いやすい望遠マクロ

望遠は3.5倍 光学ズームのペリスコープとなっています。今回望遠レンズによる、マクロ撮影がとても優秀だと感じました。

使いやすい望遠マクロ

花に集まるミツバチを撮影してみましたが、かなり印象的に撮れているのでは?と感じますね。

素早く動くミツバチに対してブレる事無く捉えているのと、背景のボケかたが抜群で、まるで公式が載せるような写真が撮れて大満足です。

ペリスコープは望遠ズームというより、3.5倍での撮影に特化しているように感じますね。標準では少し届かない、絶妙な距離での撮影にも適しています。

ズームはいまいち

ズーム性能を見ていきましょう。比較するのはGalaxy S23 Ultraです。Galaxyは光学10倍なのに対して、Honor Magic 5 Proは光学3倍なので、ここは差が出るでしょう。

実際に見ていくと、3.5倍の光学ズームは素晴らしいのですが、そこから先のズームに関してはいまいちです。10倍に関しては、ぱっと見は良く撮れているなと感じますが、よくみると補正で何とかしてるのが良くわかります。

Galaxyがディテールが残っているのに対して、Honor Magic 5 Proでは明らかに補正でスムージングをしています。30倍になるとかなり差が出ます。Galaxy S23 Ultraのズーム性能は他メーカーと比較して抜きん出ています。30倍はここまで撮れるのかと唸るレベルです。

一方でHonor Magic 5 Proでは、完全にディテールは潰れ何とか補正で誤魔化しているようです。鉄塔のビス部分がわかりやすく、Galaxyではしっかりと認識出来ますか、Honor Magic 5 Proではほぼ残っていません。

Galaxyは過敏すぎて中々フォーカスを合わせられませんが、Honor Magic 5 Proではスッと合わせられます。

暗い場合は補正が邪魔をする?

今回日中に撮影して感じたのは、良くも悪くも補正が働くなという事です。明るく晴れた場合はくっきりとした迫力ある絵が撮れるんですがクラウディな天候だと、なんだか全体的に暗くなります。

色濃く補正するためか、全体的に引き締まった色合いになるんですが、それが暗く感じるのでしょう。

緑や赤といった分かりやすい色は強調され、他はいまいち暗いためなんだか濃いなと感じますね。メインはf1.6という事で明るいはずなんですが‥ソフトウェアの方でそういった調整がされているように感じます。

動画撮影

動画については4K 60FPSで撮影が可能です。OISがついていますが、ややビビりが発生しています。

夜景

夜景を見ていきましょう。夜景においてもこってり目の補正ががっつりと入ります。特にメインカメラでその傾向が顕著に出ています。

白飛びをしっかりと抑えながらも、暗い部分もノイズが乗る事なく撮れています。それにプラスして強烈な彩度補正がのるためクッキリとした絵面になります。

一方、かなり暗い道、中央のプラントのみが光光としている場面です。ここで気になったのはレンズのゴースト。めちゃくちゃ出ますね…。

夜景モードでは無く、オート撮影の場合、比較的まともになります。空のノイズもマイルドになるため、こういった極端な場面ではオート夜景の方が良いかもしれません。

 

見栄えが良い写真が撮れる良機種

あえて欠点を上げるならば、カメラ周りのUIが若干使いにくいところです。アスペクト比の変更や、動画のサイズ、フレームレートの変更等、全体的にわざわざ設定を開く必要があるのは煩わしいなと感じました。

カメラの総評としては、見栄えが良い写真が簡単に撮れる良機種だと思います。派手めに補正されますが、オートでいかに見栄えよく撮れるか?がスマホカメラでは重要だと思っています。

最近のカメラフラグシップモデルでは、ハード・ソフトウェア双方でより複雑化をしているように感じます。そんな中で、小難しいことは無く普通にカメラを向けて、普通にボタンを押すだけで期待異常のものを生成してくれるのは、Huaweiから続くオート撮影の優秀さを引き継いでいるといえるでしょう。

DXOmarkで一時的に1位に輝いたというのも頷ける内容ではありますが、DXOmarkで絶賛されている部分全てがその通りかと言うと首をかしげる部分もあると思います。

Honor Magic 5 Pro 傑作機と言って良い

Honor Magic 5 Proを使った総評として、全方位バランス良く、高いクオリティでまとめられたまさに傑作機と言っていいでしょう。他社ハイエンドのような突き抜けた変態感は抑えながら、あくまで上品に仕上げた大人なハイエンドとでも言いましょうか?この質の良さはまさにHuaweiの系譜で、ここ最近使ったスマートフォンの中でも全体満足度はもっとも優れていると感じました。

GMS標準、Volteデフォルト開放、N79も対応と、このまま日本に持ってきても良いぐらいです。

Oppoが日本での展開に及び腰になっている状況で、このクオリティで日本に展開出来れば席巻できるのでは?と感じますね。Huaweiで構築した販売網を上手く日本でHonorとして展開出来ないんですかね?このへんは制裁の後のため慎重にならざる負えないのかも。

Mate20 Pro / P30 Pro以降にやむを得ずHuaweiを離れたユーザーには、是非とも手にして欲しいと感じますね。本当に素晴らしい傑作機だと思います。

Honor Magic 5 Pro (Aliexpress)

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