SIMの回線速度改善のため、MNPする事になった訳ですが、その中で安く端末を購入できそうなので、ミドル帯を購入する事になった訳ですが、群雄割拠なミドル帯。各メーカーそれぞれ素晴らしいコスパの端末を展開している訳ですが、それぞれが良い感じすぎて逆にどれを買えばいいのかよくわかりません。
もうなんか本当に三国志みたいになってますね中国メーカーは…
まず価格的に一番安いRedmi Note9Sが有力候補な訳ですが、どうせ買うなら優れている方に高い金額を出すのも全然ありな訳で。ではそのNote9Sを基準にそれぞれの端末とどうなのか?最終的に自分はRedmi Note9s を購入する事になった訳ですが、それぞれをVS形式で比較してみました。
ちなみにですが、完全にネット情報と自分の主観による購入までの比較な訳で間違った情報もあるかもしれませんがご了承ください。スペックや価格等は他サイト(主に価格.com)から引用しています。
さきに言っちゃうと全部RedmiNote9Sが勝者になるわけですが、まぁあくまで自分はこういうプロセスで購入を決定しましたっていう内容ですね。
自分の中だけの判断なんで、それぞれのメーカー端末を批判している内容では無いのであしからず。
Round1 Redmi Note 9S VS Huawei P40lite
スペックで見たら完全にHuawei。しかしGMS非対応がデカイ。
まずは先方はHuaweiのP40 lite。もし米中のいざこざが無く、Google関連が使えたのであればその他の機種もひっくるめて、はっきり言ってHuawei一択だったでしょう。それだけスペックと価格のバランスはめちゃくちゃ素晴らしい。価格は高いけどトータルで見てHuawei P40liteのバランスは素晴らしい。でも肝心のGoogleが使えないという超スーパーハンディキャップ。Huaweiは凄くその辺頑張ってるみたいだけど、やっぱりGMSが使えないのは痛いです。Youtubeはブラウザを、GMailは標準メーラーで受信、アプリストアは外部サービスを等色々と代替手段はあるものの、やはり不完全になってしまいがちです。
正直、私はこれまでずっとHuaweiを使ってきたので、HuaweiのEMUIの使い心地と、完成度の高さはよく分かっている訳ですが、GMSという核となるサービスが使えない状態のEMUIはちょっと想像が出来ません。なんとかなるような気もしますが、であれば、同じ価格を出すなら他の端末をっという風になると思います。
Redmi Note 9S | Huawei P40lite | |
価格 | ¥24,800 | ¥39,800 |
SoC/Antutu | Snapdragon 720G / 27万点~ | Kirin 820 / 38万点~ |
メモリ/ストレージ | 4GB / 64GB SDカード対応 | 6GB / 128GB NMカード対応 |
バッテリー | 5020mAh | 4000mAh |
カメラ | メイン:4800万画素|超広角:800万画素|深度:200万画素|マクロ:500万画素 | メイン:約6400万画素|超広角:約800万画素|被写界深度:約200万画素|マクロ:約200万画素 |
ディスプレイ | 6.67インチ 2400×1080 LCD IPSディスプレイ | 6.5インチ 2400×1080 TFT液晶 |
勝者 Redmi Note 9S (GMS非対応はでかすぎる)
という訳で、Redmi Note 9Sの勝ちですね。やっぱGMS非対応はあまりにも大きな壁です。せっかく日本国内でも確固たる地位を固めていたHuaweiですがやっぱGMS非対応はデカイっすね…
Round2 Redmi Note 9S VS Oppo Reno 3A
なぜそのSoCを??Oppo Reno 3Aが残念な所
お次は国内でも徐々に地位を固めてきているOppo。そんな中でミドルレンジ帯のReno 3A。んで先に行っておくと自分はOppo系の端末を触れた事がありません。なんでちょっと偏見や固定概念みたいなものがあって判断していますんで注意ですね。自分の中で割とOppoのカラーOSはかなり独特という風にインプットされてしまっています。なんでその部分が結構判断材料として大きいかもしれません。
そこを含めず判断すると、どうしても物足りなさを感じるSoC。スナドラ665かぁ…みたいな。それ以外の部分が非常に良くまとまっている分惜しい感じがします。せめてスナドラ700番台だったらなぁっていう感じですね。もちろん、SoCだけまともでも良いってもんじゃないですけどね。おそらく、普段遣いにおいてはこのスナドラ665はまったく問題ないんじゃないかと思います。防水防塵、お財布ケータイと、日本で需要の高い機能もバッチリ対応していますし、そういった意味では「売れる」端末だと思います。
あくまで私個人の判断基準では、少し足りないかな…?ていう印象です。あと、Reno3Aは大容量バッテリーと謳われていますが、Redmiはそれは遥かに超える5020mAhでその部分も大きいですね。わりと最近の基準だと4000mAhは普通なんじゃないかなと思います。逆にそれを切る端末はバッテリー持ちに懐疑的になってしまいます。
Redmi Note 9S | Oppo Reno 3A | |
価格 | ¥24,800 | \37,800 |
SoC/Antutu | Snapdragon 720G / 27万点~ | Snapdragon 665 / 17万点~ |
メモリ/ストレージ | 4GB / 64GB SDカード対応 | 6GB / 128GB SDカード対応 |
バッテリー | 5020mAh | 4025mAh |
カメラ | メイン:4800万画素|超広角:800万画素|深度:200万画素|マクロ:500万画素 | メイン:4800万画素|超広角:800万画素|モノクロ:200万画素|ポートレート:200万画素 |
ディスプレイ | 6.67インチ 2400×1080 LCD IPSディスプレイ | 6.44インチ 2400×1080 AMOLED(有機EL) |
勝者 Redmi Note 9S (SoCが少し物足りない…)
という訳でRedmi Note 9Sの勝利。値段とスペックの差がより優秀な気がします。SoC以外の所は非常に高い基準でまとまってますけどね。Oppo Reno3 Aも十分にコスパすごいと思います。
Round3 Redmi Note 9S VS Mi Note 10lite
同メーカー、似たようなスペック、でも価格差が大きい
さて、最後になるんですが、最後の相手は同じXiaomiのMi Note 10liteです。っていうかこいつが一番迷います。同じメーカーで、似たようなスペック、ただし値段はこちらの方が上。
単純に考えると、Mi Note 10liteが上位っていう感じなのかな?と思いきや比較してみるとめっちゃ迷う感じ。
まずMi Note 10liteは少し前に発売されたカメラに特化したMi Note 10Proの廉価版という位置づけです。主にカメラの性能で区別されていて、それ以外の要素は基本的に同じと言われています。Mi Note 10Proも結構コスパ端末だと言えますが、カメラ性能を下げ、よりコスパを極めたのがMi Note10liteっていう感じだと思います。
では、Redmi Note 9Sと比較した場合、その価格差は約1万5千円の価格差です。これだけ離れると明らかにMi Note 10liteの方が上位なんだろうなーと思う所。
SoCも720Gと730Gと文字面では730GのMi Note 10liteが上位だと思ってしまいます。しかし、実際のAntutuのスコアを見るとRedmi Note 9Sが若干ですが数値が高いです。一体これはどういう事か?と思ってしまいますが、Mi Note 10liteはPro版のカメラ性能を落としたVerなんで基本的に構成が同じです。どうやら、Redmi Note 9Sの方が、内部的な部分が最新の状態のため、こういった逆転現象が起きているとの事…これは分かりづらい!!まぁAntutu25万と27万の差が体感出来るかどうかは別問題ですけどね。
↑もう少しよく調べたら間違っているようだったので修正です。
gsmarena.comでの比較データです。下記で見ると
Redmi Note 9S:254000 / Mi Note 10Lite:253271
となっています。差は本当にわずかですね。でもそれでもRedmiのがスペック上っていう。。。
https://www.gsmarena.com/compare.php3?idPhone1=10147&idPhone2=10183
んで、次に気になるのは積んでいるメモリー量とストレージ量。Mi Note 10Liteはメモリー6GB ストレージ64GBという構成ですが、個人的に64GBのストレージは少し物足りないと感じる所です。画素数の高い写真は1枚でも結構な容量になります。正直、昨今の感じだと64GBは少ないかなと感じます。んで、一番問題なのはSDカードに非対応という事。これが大きい。
カメラの性能や、ディスプレイが有機ELでキレイというアドバンテージがあり、せめてSDカードに対応していれば1万5千円の差も納得出来たんですが、そこが非対応でならば若干高いという印象を持ちました。もちろん128GB版もありますが、値段が上がってしまい、コスパの良さを感じられなくなります。
Redmi Note 9S | Mi Note 10lite | |
価格 | ¥24,800 | ¥39,800 (64GB) |
SoC/Antutu | Snapdragon 720G / 25万点~ | Snapdragon 730G / 25万点~ |
メモリ/ストレージ | 4GB / 64GB SDカード対応 | 6GB / 64GB SDカード非対応 |
バッテリー | 5020mAh | 5260mAh |
カメラ | メイン:4800万画素|超広角:800万画素|深度:200万画素|マクロ:500万画素 | メイン:6400万画素|超広角:800万画素|深度:500万画素|マクロ:200万画素 |
ディスプレイ | 6.67インチ 2400×1080 LCD IPSディスプレイ | 6.47インチ 2340×1080 3D曲面有機EL(AMOLED) |
勝者 Redmi Note 9S (Note 10liteが価格差と見合わない)
という訳でRedmi Note 9Sの勝利。正直一番悩んだのは同じメーカーのこの2つ。何だがしっかり調べれば同じブランド内で殴りあってるようにも思えるんだけど、おそらくXiaomiの戦略的にはNote 10liteのが上位機種という扱いなのは間違い無いと思います。まぁ1万5千円差があったらそう思うよね。。
付加価値にどれだけ比重をおくかでも変わるかもしれません(有機ELが良いとか)個人的には1万5千円の差を埋められるようには感じなかったです。
まとめ ミドル帯が豊富すぎる!
変にVS方式にしてるからややこしいんですが、重ねて各端末を決してディスってる訳ではないですので。それぞれの端末が本当にコスパに優れている訳で優劣というのは本当に付けられないです。あくまで私個人の用途や考え方にそった判断ですんで違う意見の方もいっぱいいるかと思います。まぁでも正直このコスパ最高な機種が4つ並ぶのは本当に迷うわな…