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ガジェットレビュー

TicWatch E3 レビュー エントリーながら機能は充実のWearOSスマートウォッチ

今回はTicWatch E3を提供いただいたのでレビューしたいと思います。

WearOS搭載スマートウォッチといえば、TicWatch。過去には上位グレードのTicWatch Pro 3 Ultraもレビューしましたが、今回ご紹介するのはミドルグレードに位置するEシリーズです。

ミドルグレードといっても、筐体のデザインやマテリアルといった所で差別化がされており、機能性は上位Ultraとあまり差は無く、ハイエンドのWearOS搭載スマートウォッチです。

今回はしばらく使ってみた感想をご紹介したいと思います。

TicWatch E3 スペックアウトライン

TicWatch E3 のスペックアウトラインです。基本的なスペックは上位グレードのPro 3 Ultraと大きく差は無く、SnapdragonWear4100をチップセットを持ち、メモリ1GB/ストレージ8GBを搭載しています。

ただ、Pro 3Ultraが5サテライトのGPSだったのに対して、E3では3つ衛生のみだったりディスプレイが有機ELでは無く、液晶だったりと、ハード的な部分で差別化されています。E3はどちらかという、エッセンシャルながら、基本的スペックで抑えるべき部分をしっかり抑えたラインです。

TicWatch E3 デザインチェック

TicWatch E3のデザインを見ていきましょう。
E3は比較的シンプルなデザインになっています。過度なデザイン飾りは無く、シックでスマートな印象を受けます。

本体は全体的にプラスチックが使われていますが、ボディケースはガラスファイバーも混ぜられた素材を使っているようで、安っぽさを感じません。

本体サイズが大きいのかと思いきやスマートウォッチとしては直径は比較的コンパクトです。ただし、厚みが12.6mmもあるので大分分厚いです。サイドにはスピーカーとマイクも見えますね。

ディスプレイは1.3インチの液晶で、ベゼルもわりとガッツリとありますね。

ベルトは一般的なシリコンラバーで、この辺はミドルっぽさを感じますね。

着用した感じはとても軽く、見た目の分厚さとは裏腹にコンパクトな印象を受けますね。

Pro 3 Ultraとの一番の差は本体の質感の差が大きいと感じます。ただ、見るからに安っぽいという事も決して無く、シックでスマートなデザインだと感じます。

ディスプレイ


有機ELと比較して

ディスプレイに関しては液晶になっています。輝度と発色ともにしっかりとはしていますが、やはり有機ELに慣れていると差を感じますね。やはり液晶だと黒の表示でバックライトぶん白っぽくなりがちです。

前述した通り、けっこうガッツリとベゼルがあるので本体サイズと比較してディスプレイサイズは小さめの1.3インチです。

注意ポイント

TicWatch Pro 3 Ultraと比較してディスプレイ周りは簡素化されているようですね。

動作感は流石にヌルヌル

実際の動作感に関してはWearOS特有のヌルヌル感です。
SoCにSnapdragonWear4100とメモリ1GBと基本的なスペックは上位機種のPro 3 Ultraと差は無いため同等の高い基準にあります。

色々スマートウォッチを見てきましたが、やはりWearOSが動作のリッチ感は一番だと感じますね。

Googleアシスタントを使いこなせるかどうか

WearOSのスマートウォッチを最大限使い倒すには、Googleアシスタントをいかに使いこなすか?かなと感じますね。

Googleホームだったり、それぞれのGoogleサービスと連携できるのはWearOSの最大の強みでしょう。
使うユーザーがそれぞれのサービスを高度に扱えてこそ最大限WearOSも輝くわけですが
あまりGoogleのサービスに依存していない場合はWearOSであることの恩恵は薄く感じると思います。

アプリ

WearOS搭載機の一番の利点はアプリによるカスタマイズ性です。昨今さまざまなスマートウォッチが追加アプリ対応を進めていますが、もともとのアプリ市場が潤沢なWearOSには敵いません。

GoogleマップやGmailアプリなど、情報インフラとも言えるこれらアプリにネイティブに対応するのは強いです。

また、非常に細かいカスタマイズもアプリで対応可能で、例えば画面の点灯時間を規定値以上に変更するアプリなどは細かすぎますが、地味に便利です。

ここまでのカスタマイズはその他の独自OS系スマートウォッチには出来ないでしょう。

ヘルスケア

TicWatch E3は心拍、睡眠、ストレス、SpO2それぞれ自動測定に対応しています。

他のスマートウォッチに慣れていると土間どうのが、これらのヘルスケアの動作設定は、スマホ側管理アプリでは無く、スマートウォッチ側で直接設定する必要があります。

なので初期設定では全てOffになっているので注意が必要ですね。

TicWatch E3 バッテリー持ちについて

バッテリー持ちについてはやはりWearOSらしく消費は早いです。大体2.5日〜3日間ぐらいのバッテリー持ちです。

今回私が使用した環境はヘルスケア周りを全てONにした状態で検証を行いましたが

メモ

  • 1日目 … 残量65%
  • 2日目 … 残量30%
  • 3日目 … 夕刻に省電力モードへ

という結果になりました。WearOSとしては3日持つというのは割と良い方ではあるんですが、その他の独自OS系スマートウォッチが大体2週間ぐらいがアベレージになってる中では短めに感じるかも。

WearOS機を使う場合、高性能な一方、電池消費も早い事は注意したい点です。

自動で省電力モードも

バッテリー持ちに関しては省電力モードを組み合わせる事で伸ばす事もできます。
通常使用時にバッテリーが5%を切ると自動的に省電力モードに入ります。この場合ウォッチフェイスなどが簡略化され機能も限定的になります。

また、省電力モードは手動でも行う事が出来、この場合はヘルスケア周りの機能も無効にすることなく省電力駆動にさせる事が出来ます。

いずれも機能的には制限されてしまいますが、バッテリー持ちを伸ばす事が可能です。

TicWatch Pro 3 Ultraとどっちが買いか?

Ticwatch Pro 3 Ultra

今回の提供では、先にTicWatch Pro 3 Ultraについてお話を頂いたわけですが、過去に別でレビューをしていたため代替として今回E3をレビューさせて貰っています。

という訳で、おなじブランドのこの2つのスマートウォッチを比較して、どっちがオススメか?という点において私はTicWatch Pro 3 Ultraをオススメします。

理由としては以下の点

  • 高級感がある
  • 価格が手頃になってきた

実は使い心地や基本的な機能性においてこの2つは大きく差がありません。見た目と価格で選んで良いです。

まずデザインと質感はやはり上位グレードのTicWatch Pro 3 Ultraに良いと思います。本体ケース自体は同じくポリカーボネートですが、金属ベゼルとフッ素コートされたバンドになっており、高級感があります。多くの方には、見るからに上位グレードなPro 3 Ultraに心がなびくと思います。

一方で、Pro3 は結構厳ついので、シンプル路線な人にはE3がオススメです。

また、Pro3 Ultraの価格が落ちているのも大きく、現在セールなどを狙うと2万半ばで購入できるようです。
発売当初は、WearOSフラッグシップという立ち位置で、3万後半だったわけですが、そこから大分安くなりました。

もちろんそれに伴いE3も価格は手頃になっているわけですが、質感などを踏まえるとPro3 Ultraの方がコスパがよく感じます。

以上の点から私個人はPro3 Ultraをオススメするわけですが、機能性はほぼ変わらずなので見た目の好みがドチラか?という点で判断してしまって良いと思います。

 

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ZAKI LABO(ザキラボ)

ZAKI LABO(ザキラボ)ではスマートウォッチ、スマートフォン・タブレットなどの最新ガジェット機器をレビューしています。実際に使用・検証を行い精度の高いレビューをお届けします。

Youtubeでも活動をしています。 現在チャンネル登録者数 16,000人(2023年10月現在) 月間再生数 30万再生を突破

Xiaomi / Huawei / Amazfit などのガジェットブランドに強くレビュー実績多数あります。スマートウォッチは年間20本近くレビューしており、機能性・デザイン・価格などをトータル目線で評価するスペシャリストです。

スマートフォンに関してはメインがGalaxy推しで、本サイトとYoutubeは全てGalaxy端末で撮影を行っています。

Androidタブレットとスタイラスを用いたドローイングなどの特殊なレビューも実績があります。

本業はWEBデザイナー・エンジニアとしても活動しています。 全体的に手広く・ディープに伝える事をモットーにしています!

本サイトで紹介したレビューはYoutubeチャンネル ZAKILABOでも動画レビューしています!

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