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ガジェットレビュー

Oppo Watch Free レビュー 睡眠管理・イビキ解析が唯一無二!

Oppo Watch Free

今回は、Oppo Watch Freeをレビューしたいと思います。
スマートウォッチ界隈においては独特の機能を搭載するOppoですが、今回も「イビキ測定機能」というとてもユニークな機能に対応しています。
デザイン性も磨きがかかりよりモダンになったOppo Watch Free。実際に使ってみた結果をレビューしていきます。

Oppo Watch Free(Amazon)

デザインチェック

Oppo Watch Free デザイン

まず、デザインに関しては昨今流行っている縦長タイプのディスプレイを採用しています。スマートバンドよりも情報は多く、スマートウォッチほど大きくもなく、個人的にこのカタチ大好きです。初見で本体はアルミかな?と思いきやポリカーボネートでした。質感は結構高いと思います。

Oppo Watch Free デザイン

本体にボタンなどは一切無く、一体感のあるデザインです。

Oppo Watch Free ディスプレイ

ディスプレイサイズは1.64インチの有機ELディスプレイになっており全面が2.5Dガラスに覆われています。コントラストも高く高精細なディスプレイですね。

特徴的なのはベルト。シリコンバンドではありますがシボ加工がされておりパッと見はレザーストラップのようです。高級感があっていい感じです。
遊環は無く、内側に巻き込むタイプのベルトですね。

ウォッチフェイスは40種類 クラシック系デザイン多し

Oppo Watch Free デザイン

ウォッチフェイスも私好みのクラシックテイストで大人雰囲気だと思います。ウォッチフェイスは合計40種類とちょっと少なめですね。

ライトペイント 自作ウォッチフェイス

 

様々なパターンから自作のウォッチフェイスを作成するライトペイント機能もとてもユニークです。様々な幾何学模様と指の強弱から自分だけのウォッチフェイスを作り出す事が可能です。なんと表現したら良いかわかりませんが、抽象的でアーティスティックな雰囲気の自分だけのウォッチフェイスを作成可能です。

AIウォッチフェイス 写真からフェイスを作成

Oppoのスマートウォッチといえば、自分の服装の写真等から独自のパターンを作成するAIウォッチフェイスにも対応しています。
特徴的な「M」マークの要素を完全無視したウォッチフェイスで何を基準にこの抽象的なパターンを生成しているのかはちょっと謎です…。

操作感はまずまず 物理ボタンが無いのがちょっと不便

操作した感じはこのサイズとしてはまぁまぁな感じですね。ちょっと左右スワイプのアニメーション遷移が長めなのが気になるかも。
また、本機は物理ボタンが存在しないです。画面点灯は手首をひねるか画面タップかしかありませんね。

設定等から一気にボタンでウォッチフェイス画面まで戻す事が出来ないので、戻るときに何度も左スワイプをする必要があるのはちょっと面倒です。

全体的にHUAWEI WATCH Fit / Band6に激似

HUAWEI WATCH Fitと比較
ウォッチフェイスまで似せなくても…

もう既成事実だと思うんですが、どうみてもHUAWEI WATCH FTIやBand6をオマージュしたデザインですね。これに関して言えばWATCH FITとBand6がコンパクトスマートバンドの最適解を出したという事だと思います。実際、小さすぎず大きすぎずなベクトルはまだ未発表のRedmi Band Pro等でも取り入れられており、これはもう"流行り"といえるでしょう。

HUAWEI WATCH Fitと比較

にししても横に並べると本当に似ている…。

 

独自の睡眠ログがアイデンティティ イビキ解析機能も

このOppo Watch Freeをレビューするにあたって一番フォーカスしなければいけないのは睡眠ログについてでしょう。独特な仕様で他メーカーでとは違ったユニークなデータを提供してくれます。睡眠時のみSpO2のリアルタイム測定に対応しており、睡眠のログと合わせる事で呼吸リスクについてのデータを見る事ができます。睡眠時に血中酸素濃度を測定するスマートウォッチは多いですが「リアルタイム」という短いスパンで測定を行うのはOppoならではです。

ちなみに、前作OppoBandStyleでは「毎秒測定」という設定が出来たんですが、今回のWatch Freeでは「リアルタイム」という表現に留まっています。

また、今回のOppo Watch Free最大の独自機能は「イビキ解析」でしょう。
Watch Freeを着用し、アプリ側でイビキ解析をONにする事で、寝ている間のイビキの音と、SpO2や心拍数などのデータと合わせて呼吸リスクデータの詳細を見る事ができます。

ただ、この機能はスマートフォン側のマイクを使うのでスマートウォッチだけでは動作しません。アプリ側がバックグラウンドで動き続ける必要もあるので
権限やバッテリー最適化などはしっかり対応していないと使用出来ないと思います。


んで、レビュワーとしてここをしっかり推したいんですが、何と私イビキかかないんですよねぇ…!何日か試してみましたがイビキを確認できず…。
一番の機能なのにここをしっかり伝えられないなんて!何たる失態!!明らかにイビキかきそうな図体している癖に寝姿はとても安らからしいです(知らん

その後、寝てる間にASMR系の動画でイビキの音を流してみたりしたんですがそれもうまく行かず…。うーんレビュワー泣かせだな…。もうちょい簡単に動作してくれればいいのに…。他のレビュワーもイビキ解析についてはあんまり触れてない事が多いんですが、実際に動作が難しかったのでは?と。

実際にイビキ解析を実動作させているレビュワー様を見つけたのでご紹介させてもらいます。

参考:Zukiのスマガジェ!/スマホ&ガジェットチャンネル様

ヘルスケア機能について 機能はちょっと寂しい

その他のヘルスケア機能に関してはかなりオーソドックスで心拍数とSpO2のみです。またSpO2は睡眠時のみ自動測定が可能で、通常は手動測定のみ。ストレスチェックも非搭載で、昨今のスマートウォッチとしてはちょっと寂しい感じですね。

Oppo Watch Freeの唯一のアイデンティティはやはり睡眠ログにあるでしょう。

ワークアウトは100種類以上 ただしGPSは非搭載

ワークアウト

ワークアウトは100種類以上から選択する事が出来ます。正直、ワークアウト数でのマウントは個人的にはあまり響きませんね…。

また、GPS非対応なのもマイナスポイント。ほぼ同じサイズのHUAWEI WATCH FITがGPSに対応しているのに対してこれは比べられてしまうポイントですね。

バッテリー持ちについて

バッテリー持ちは通常使用で約14日と、ライバルであるバンド端末とほぼ同水準のロングバッテリーです。ただ、OppoWatchは心拍数のリアルタイム計測と、睡眠時のSpO2リアルタイム計測が可能で、これらを有効化するとバッテリーの減り方は大きくなります。

ためしに夜間の睡眠ログ取得(SpO2リアルタイム)→翌日の就寝前までを計測すると100%から85%まで減りました。24時間で15%消費していて結構バッテリーを食いますね。これらの機能をメインとしているかたはこの辺は理解し使う必要がありますね。リアルタイム計測を停止し、測定期間を落とす事でバッテリー持ちも長くなります。

ライバル HUAWEI WATCH Fit / Band6と比較

HUAWEI WATCH Fitと比較

今回のレビューちょっと辛口めだと思います。というのも、やはり先に出たHUAWEI WATCH Fit/Band6の二番煎じ感が強いからです。
睡眠ログがとてもユニークではありますがそれ以外は特に取り上げるような所も無いのも事実です。

それぞれ機能などを一覧で比較してみましょう。

 Oppo Watch FreeHUAWEI WATCH FitHUAWEI Band 6
サイズ1.64 インチ1.61インチ1.47インチ
ヘルスケア心拍数・睡眠・SpO2
SpO2は睡眠時のみ自動
イビキ解析
心拍数・睡眠・ストレス・SpO2
全て自動
心拍数・睡眠・ストレス・SpO2
全て自動
GPS非対応☓対応○非対応☓
定価価格(Amazon価格)9,980円15,180円
(12,883円)
8,580円
(7,155円)
その他 ポイント・AIウォッチフェイス
・ライプペイントフェイス
ワークアウトトレーナー機能-

もっと細かい差は色々あるんですが、正直かなり似たり寄ったりだと思います。OppoWatchFreeは「機能性はBand6 見た目がWatch Fit」という感じですね。

なんでこんな悩ましいプロダクトをOppoは出したんだろう?と疑問です…。

特出すべきはイビキ解析!ここに価値が見いだせるか?!

Oppo Watch Free

Oppo Watch Freeを買うかどうかという判断は、今ん所唯一無二な「イビキ解析」に価値を見いだせるか?という点だけだと思います。
逆を言えば、同価格帯のスマートウェアでは同様の機能を実装しているものは無く、イビキ解析こそOppo Watch Freeのアイデンティティでしょう。

そこ以外の機能性はかなり凡庸で、正直HUAWEI WACTH FitとBand6の二番煎じ感は否めないです。
ちょっと厳し目に聞こえるかもしれませんが、Oppo Watch Free自体の品質もすごく良いんです。優秀でコスパの良いスマートバンドである事は変わりないです。

ただ、それ以上にHUAWEIのスマートバンドの完成度が高いんです。わざわざOppo Watch Freeをイビキ解析以外の理由で買う理由あるか?と言われると疑問です。スマートウォッチだけで完結すれば驚きもありましたが、母艦となるスマートフォン側での動作ですからねぇ…。

Oppo Watch Free(Amazon)

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ZAKI LABO(ザキラボ)

ZAKI LABO(ザキラボ)ではスマートウォッチ、スマートフォン・タブレットなどの最新ガジェット機器をレビューしています。実際に使用・検証を行い精度の高いレビューをお届けします。

Youtubeでも活動をしています。 現在チャンネル登録者数 16,000人(2023年10月現在) 月間再生数 30万再生を突破

Xiaomi / Huawei / Amazfit などのガジェットブランドに強くレビュー実績多数あります。スマートウォッチは年間20本近くレビューしており、機能性・デザイン・価格などをトータル目線で評価するスペシャリストです。

スマートフォンに関してはメインがGalaxy推しで、本サイトとYoutubeは全てGalaxy端末で撮影を行っています。

Androidタブレットとスタイラスを用いたドローイングなどの特殊なレビューも実績があります。

本業はWEBデザイナー・エンジニアとしても活動しています。 全体的に手広く・ディープに伝える事をモットーにしています!

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